fc2ブログ

見た目 vs. 中身?

■見た目 vs. 中身?


ビジネスやマナー、イメージコンサルティングなどの分野で、いかに見かけが大切か、を語るために使われる例で「メラビアンの法則」というものがあります。


インターネットを検索すれば、簡単に情報がでてきますので詳細は省きますが、簡単にいうと視覚情報(見た目)、聴覚情報(言葉を除く非言語コミュニケーション、声の質や語りの速度など)、言語情報(語られた内容)が聴衆に与える影響が「視覚情報:聴覚情報:言語情報 = 55%:38%:7%」であるという実験結果です。


この結果から、いかに見た目が大事であるか、ということがビジネス関連のセミナーなどでよく言われたりするのですが、実はメラビアンが本来意図していたことは、感情や態度が矛盾したメッセージがどのように他者に影響を与えるかを調べるということだったらしいのです。(wikipedia、他より)


結局は、見た目か中身か、という問題より、いかに自分が自己一致してメッセージを外に発しているか、ということが大切であるということではないかと思います。


人の心も社会も矛盾に満ちています。常に矛盾無しにコミュニケーションをとることなど不可能に思えます。


でも、これは例えば、矛盾しているなら矛盾していることを自覚しながらメッセージを送るということ。個人セッションでも、自分の内的矛盾に気づく事でスッキリした表情になって帰っていく方が多くいらっしゃいます。明らかに何かが変わった表情になります。


ビジネスやマナー、イメージコンサルティングの分野でも、自分自身をよりよく知る事が外部に自分をプレゼンテーションする上で大切な基盤になることと思います。





スポンサーサイト



テーマ : こころ
ジャンル : 心と身体

パーソナルカラー

■パーソナルカラー


「パーソナルカラー?あぁ、似合う色探すってのでしょ?」
パーソナルカラー診断を少し知っている方の多くが思い浮かべるのは、自分に似合う色、自分を魅力的に見せる色を診断してもらうセッションではないでしょうか。



もちろんパーソナルカラーは、主にそういった目的のために使われています。
第一に、自分の魅力を最大限に引き出す。よく言われるメリットとして、色が引き起こす効果によって肌色がきれいに見えたり、肌のトラブルが目立たなくなったりという点もあります。
第二に、似合う色が分かる事によって、無駄な買い物をしなくなるということ。
第三に、似合う色のグループでワードローブをそろえることで、毎日の着こなしが楽になるということ。



でも、私はパーソナルカラー診断には、もっと深い人間の内面に関わっている部分もあると感じています。そして、この部分により焦点を当てて、人が自分自身を知るため、自分自身と向き合うきっかけを得るためのツールのひとつとして使っていきたいと考えています。



いつも興味深く感じるのが、同じ一人の人の印象が身につける色によっていかに変わるか、ということです。
人間は、単に「気の強い人」「意思が弱い人」「努力家」というように簡単に固定した特徴分けができるものではありません。色に例えていうと「赤が似合う人」「青が似合う人」というような単純な解釈以上のものがそこにはあると感じています。



パーソナルカラー診断は、いろいろな色の布地を顔の下にあてて、どの色が最もその方を魅力を引き出すかを診断していきます。いろいろな色よって、その方の特長のひとつひとつに焦点が当たっているように見える事が多々あります。
例えば、黒をあてるとクールでストイックに見える方が、緑をあてると突然、生き生きとしたナチュラルなイメージになったり、紫を当てると個性的でアーティストの様に見える方が、濃紺をあてると、保守的な事務員のように見えたりします。



まるで、色がその方の中にある様々な特徴に順番に光をあて、本人の気づきをさそっているかのようです。



私は、意識の領域を広げること、自分の内面にもっているものに気づく事や意識的になる事が人間が成長する上で大切なことのひとつとして考えています。
色の力によって、その人の内面に持っているものが外的にイメージとして表れ、気づかなかった自分の魅力や特徴に意識的になったり、また、特には、その表れたイメージに抵抗を感じるということがあります。
これらは成長のためのヒントのひとつ、そんな風に意識して色と向き合っています。






テーマ : こころ
ジャンル : 心と身体

義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
プロフィール

Key(ケイ)

Author:Key(ケイ)
認定心理カウンセラー
認定アストロカウンセラー
認定Tarot de Paris ファシリテーター
認定バッチフラワーレメディ プラクティショナー

「占いの窓」で、占い、カウンセリングを行なっています。

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク