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動物と暮らすこと

コンパニオンアニマルと暮らすことで、ストレスの軽減になったり、生活習慣を規則的にしたり、運動になったり、心の張りになったりなど、いろいろなメリットがあることはよく言われてますよね。


Pet Shop Lifeというペットショップ向けの雑誌の10月号に、ペットは「伴侶動物」の枠を超えた社会的役割を認識されるべき、という趣旨のインタビュー記事が出ていました。


ドイツやオーストラリアでは、実際に医療費削減効果があったという報告がされているそうです。20年前以上の研究報告とのことですが、「65歳以上の日頃ストレスを感じている人」の通院回数は、「犬を飼っている人」で、8.62回、犬を飼っていない人で10.37回とのことです。


この差が積もり積もっていくと、国家として医療費の削減と言う形ではっきり表れてくるのでしょうね。


ペットフード協会の調査結果として、犬を飼いたいという家庭は43%、猫を飼いたいという家庭は26%いるそうでうですが、実際にはペットと暮らす人は減少しているそうです。
(※ちなみに、犬を飼いたいという家庭は43%、猫を飼いたいという家庭は26%という数字は、現在飼育している世帯数の2倍とのことです)


リーマンショック以降の収入の減少により動物と暮らす余裕のない世帯が増えたり、高齢の世帯が増えたことにより、一緒に暮らす動物を最後まで面倒みれるか解らない、といったような事情も背景にはあるのでしょう。


本当は、高齢者には特に心の支えや健康サポートになると思うのですが社会的にサポートがないとなかなか難しいですよね...


私自身、どれだけうちのにゃんこに助けられているか...。
これ(↓)よーく解ります。
にゃんこと暮らす

マンガはYasmineさんの作品
http://catversushuman.blogspot.com/






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テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

太陽 - 獅子座 - 5ハウス

占星術を少しかじったことのある方でしたら、ご存知のことと思いますが、「太陽-獅子座-5ハウス」は、自分自身の本質や恋愛、自尊心などに関わっています。


太陽は、本来の自分自身を示していますが、いろいろな心理的葛藤や外的環境のため、この本来の自分自身を生きることが難しいことがよくあります。


「本来の自分を見失っている」などどいう表現も常套句としてよく使われますし、「自分探し」なんてこともよく言われます。それだけ本来の自分自身を生かしていくこと、表現していくことは難しいのでしょう。


さて、心理学でよくいわれる「投影」という言葉があります。これは、自分自身のなかなか受け入れられない部分、嫌いな部分、見たくない部分、意識したくない部分を他人の中に見てしまう、感じてしまうというようなものです。
自分の嫌いな部分ですから、当然その他人にはいい印象を持たなかったり、好ましい経験でなかったりします。



話を「太陽-獅子座-5ハウス」に戻します。
この「投影」という考え方を取り入れてみると、例えば「太陽-獅子座-5ハウス」に難しい星の配置があり、自分自身がなかなか表現できないというフラストレーションを抱えていたりする場合、相手のことも曇った目で見てしまうこと、感じてしまうことがあると解釈することができます。
「本当の自分」を探すもの難しいですが、自分が関わっている人について「本当のその人」を探すこと、見つけることもまた同様に難しいのです。



私たちが自分の色眼鏡を常にかけているとすれば、「本当のその人」を知ることなどできるのでしょうか?
「本当のその人」はいったいどんな人なのでしょう?



占星術の考え方で、「本当のその人」を見たり、感じたり方法があります。
それが、恋をすることです。



誰かに恋愛感情を抱いたとたん、その人が輝いて見える、世界が明るく見える、そんな経験を記憶されている方も多いのではないでしょうか。



今、読んでいる本の中に、よく表現されている文章がありましたので、以下に紹介します。


恋をしている時、空はより青く、経験は全て強烈になり、全てはより素晴らしく見える。なぜなら、その時、私たちは存在するものの本来の姿を見ているからだ。恋の炎が、私たちのエゴを焼き尽くしたのだ!

When in love, the sky is bluer, all life experiences are intensified, and everything looks better because we then seeing things as they are; for the fire of love has burned away our ego!

"Astrology Karma & Transformation" by Stephen Arroyo より








テーマ : セラピー&ヒーリング
ジャンル : 心と身体

ペットロスについて

先月末でペットロスパラカウンセラー養成講座が終了しました。


今日、最後のレポートを投函し、帰宅してTVをつけたところ、偶然にもペットロスがテーマのドラマをやってました。

コレ↓です。
パートタイム裁判官(2)
http://www.tbs.co.jp/program/dramasp_20070514.html


全部見てませんが、ペットロスという観点からあらすじを見ると次のような感じでした。


フレンチブルドックのハナちゃんが中心になってメンバーがつながっているような家族(父、母、娘、息子の4人家族)で、ある日ペットが死んでしまいます。
家族は動物病院での医療過誤を疑っており、裁判を起こしますが結局負けてしまい、獣医師に対してかなりの怒りを感じています。


いっぽう家族は、ハナちゃんに精神的に依存した生活を送ってきていたため、ハナちゃんがいなくなってバラバラになってしまいます。特に母親は精神的に参ってしまい、両親は、結局離婚することになります。



ストーリーはサスペンスでしたので、獣医師が嫌がらせを受けたり、殺害されたりなどという展開になるのですが、ここではペットロスという視点から考察して見たいと思います。


まず、この家族は全てのメンバーがストレス解消や心のよりどころとしてペットを頼っていたようです。
ペットを中心として家族が結びついている下記のような家族だったと思われます。

pet_in_a_family_center.gif




このような関係性をもつ家族は、ペットがいる間はうまくいっているように見えるのですが、ペットがいなくなったとたんにバラバラになってしまうというリスクを抱えています。


これに対し、より理想的なペットと家族の関係性は次のような関係性と言われています。

pet_in_a_family_2.gif

下の図では、ペットが他の家族のメンバーと同じ家族内に位置しています。
こちらの場合、ペットがいなくなった喪失感を家族のメンバー同士で補ったりすることがより容易になります。


ドラマの中のような家族(上の図)では、ペットが家族の他のメンバーの役割以上のものを担っています。
特に母親の精神的ダメージが大きく出ていましたが、これは、現実でもよくあることで子供が手を離れた後、ペットを子供として見ていたり、仕事が忙しくで妻とコミュニケーションをとる時間のない夫の役割(パートナー、心の支え)を担っていたりすることがあります。


そうすると、ペットを亡くしたことにより、自分の人生から奪われてしまったものの範囲、大きさが非常に大きくなってしまい、喪失感や悲嘆が通常以上の重いものになってしまうことがあります。


ペットとの暮らしは、楽しく、癒されること、学ぶことも多い素晴らしいものです。
でも、悲しいことにペットの平均寿命が人間より遥かに短いことは、確かなことで変えることはできません。


ここ数年続いたペットブームで、現在日本国内で飼育されているわんちゃん、ねこちゃんの半数近くが7歳以上というデータがあります。そのせいか、近年、介護や葬儀など死別に関わる問題もよく見かけるようになってきました。


ペットロスもそのひとつです。
核家族化や子供の減少でペットの家庭内の重要性が高くなっている現在、ペットロスが重くなり安い状況があります。



死別によるペットロスの悲嘆を防ぐことはできませんが、重篤なペットロスにならないための予防はできます。
ペットとの関係性について自覚をもったり、もしもの時のことを恐れずに考えておくこと、自分のペットの品種の平均寿命を知っておくことなど、知りたくない、考えたくないことですが、自分にも起こることとして考えておくこともペットロスを重くしないための予防のひとつです。



よく言われることですが、ペットは自分の一生をかけてオーナーに「生と死」について教えてくれます。
死別は本当に辛いことですが、大切なペットが残してくれたレッスンですから、自分の愛したペットのためにも乗り越えて、人間としてより成長し続けること、生き続けることがペットのためにもなると思っています。





テーマ : セラピー&ヒーリング
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

Key(ケイ)

Author:Key(ケイ)
認定心理カウンセラー
認定アストロカウンセラー
認定Tarot de Paris ファシリテーター
認定バッチフラワーレメディ プラクティショナー

「占いの窓」で、占い、カウンセリングを行なっています。

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